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[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2019年11月号 301号

(2019/10/15)

ベインキャピタルの担当者が語る「ワークスアプリケーションズのHR事業買収経緯と成長戦略」

西 直史(ベインキャピタル・プライベート・エクイティ・ジャパン・LLC プリンシパル)
西 直史(ベインキャピタル・プライベート・エクイティ・ジャパン・LLC プリンシパル)
買収スキーム

 2019年8月1日、システム開発会社ワークスアプリケーションズ(以下WAP)は、人事システムなどHR(ヒューマンリソース)事業を米投資ファンドのBain Capital Private Equity, LP(以下「ベインキャピタル」)が投資助言を行うファンドによるSPC(特別目的会社)に譲渡した。買収金額は非公開だが約1000億円とみられている。

 買収のスキームは、WAPの人事システムなどHR領域に関連する事業及び関連子会社を、19年8月1日を効力発生日とする会社分割(吸収分割)によって、同社の完全子会社である新設会社に承継させた上で、同日当該新設会社の発行済株式の全部を取得するというもの。

 WAPは、1996年の創業以来「日本企業の情報投資効率を世界レベルへ」という企業理念を掲げ、大手企業向け人事給与パッケージ市場で国内トップシェアを持つ「COMPANY」及び人工知能(AI)型ERP(Enterprise Resources Planning:経営資源計画)*の「HUE(ヒュー)」という新たなシステム開発に取り組んできた。

 01年12月にはJASDAQ(店頭)市場上場。17年には米調査会社が日本で実施した「働きがいのある会社」で1位に輝いたこともある。牧野正幸CEOは、文部科学省の中央教育審議会の委員を務めたほか、リクナビの「理想の経営者」で1位に選ばれるなど、注目の経営者だった。

*企業経営の基本となる資源要素(ヒト・モノ・カネ・情報)を適切に分配し有効活用する考え方で、総務、会計、人事、生産、在庫、購買、物流、販売などの基幹情報や経営資源を、統合的かつリアルタイムに処理する基幹業務システムを構築し、効率的な経営を図る経営手法。

 順調に成長路線を歩んでいたWAPの足を引っ張ったのは、

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