[M&Aトピックス]

(2021/01/05)

PAGのPE日本共同代表に、伊藤宏一氏と玉川洋一氏が就任

 アジアを中心に活動する投資会社PAGの、日本拠点におけるプライベート・エクイティ日本共同代表に2021年1月1日付で、伊藤宏一氏と玉川洋一氏が就任した。投資チームの拡大を進め、今後数年間で数千億円規模の投資実行を見込んでいるという。

 伊藤氏は直前まで、クレディ・スイス証券のマネージングディレクター(MD)兼日本の投資銀行本部長を務めていた。それ以前は、SMBC日興証券や野村証券においてMDや、リーマン・ブラザーズ証券においては15年間勤務しMD兼日本の投資銀行本部長を務めている。東京大学法学部卒業、ペンシルバニア大学ウォートン・スクールにおいてMBA取得。

 玉川氏は直前まで、丸の内キャピタルにおいてMD兼投資委員会のメンバーを務めた。早稲田大学政治経済学部を卒業後、三菱商事入社、リップルウッド・ホールディングスに出向、同社創業メンバー7人のうちの一人。米国三菱商事投資開発部長、三菱商事企業投資部次長等を歴任している。ハーバード・ビジネス・スクールにおいてMBAを取得している。

 PAGはアジア地域内外に9つの主要オフィスを構え、200人のメンバーが在籍、150以上の主要な機関投資家からの400億ドルの資産を運用している。日本市場はPE投資にとってアジアで最も魅力的な市場の一つと考えており、これまでにユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営するユー・エス・ジェイや、自動車用安全部品メーカーのジョイソン・セイフティ・システムズ(旧タカタ)などに投資している。

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