[M&Aトピックス]

(2022/10/31)

デロイト トーマツがシンクタンク「DTFAインスティテュート」を設立~M&A関連の情報発信を強化

 デロイト トーマツは10月1日、グループ内の専門シンクタンクとして「DTFAインスティテュート」を設立した。現在の人員は10人強。今後、経済・経営に関する専門性を持つ人材を増やす。

 グループ内のファイナンシャルアドバイザリーファームであるデロイト トーマツ ファイナンシャル アドバイザリー(DTFA)は現在、「M&A(企業の合併・買収)」「クライシスマネジメント」「イノベーション/スタートアップ」の3分野を主要事業にしている。このDTFAとDTFAインスティテュートが相互に連携する。企業経営者や企業の経営企画部門、官公庁・自治体の政策立案者、政党の専門部会等の活動に資する調査・分析レポートをウェブサイトで発信する。

 DTFAインスティテュートは今回のシンクタンク設立の狙いについて、「個々の企業活動にとどまらず、地域経済、国家運営にまで変革の波が押し寄せている。また、中小企業のM&Aを推進することで、収益力を高めたり、事業承継を促進することによって黒字廃業などの価値喪失を防ぐといった政策的支援も行われている。そうした企業や産業の動向を俯瞰的に捉え、調査・分析を加えることによって、短期~中長期にわたる奥行のあるレポートを発信していきたい」(DTFAインスティテュートの担当者)という。

レポートはDTFAインスティテュートのサイトで読むことができる。

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