[編集部から]

2023年6月号 344号

(2023/05/12)

次号予告と編集後記(2023年6月号)

次号予告

2023年7月号
特集:【ベインキャピタルの担当者が語る】エビデントの成長戦略
2023年6月9日 マールオンライン上のリリース 
2023年6月15日 発売予定 
※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記

■本誌6月号のマールレポート「【ユーザベース】カーライルと組んで描く成長戦略とは」に登場いただいたユーザベース社と弊社(レコフデータ)は偶然にも設立日が同じ2008年4月1日で、今年15周年を迎えました。両社はそれぞれのサービスである「SPEEDA」と「レコフM&Aデータベース」をシステム連携させた「SPEEDA RECOF」を提供しています。「SPEEDA RECOF」とは、「SPEEDA」上の企業、業界ページにてM&A情報を取得できる他、それぞれログイン画面よりコンテンツ内に入り、両システム内を自由に行き来し、閲覧する事ができるサービスです。提携のきっかけは創業者の梅田優祐氏、新野良介氏からのお声掛けでした。両氏のM&A実務の経験から弊社のデータベースを高く評価していただき、2011年2月にサービスを開始しました。奇しくも直後に東日本大震災が起こり、会社を立ち上げたばかりの両社にとっては厳しい船出となりましたが、ご存じの通り、その後ユーザベースは国内外のユーザーを一気に増やし、2016年10月に東証マザーズ市場(現グロース市場)上場を果たしました。そのユーザベースは創業者の2人ともが退任し、米カーライル・グループのもと非上場化し、新たな体制でさらなる成長の道を歩み始めています。弊社は1985年以降の日本企業のM&Aデータベースを構築し、日本のM&A市場の勃興期に、データを通じてその変遷を見つめ続けてきた唯一の専門メディアとして、成長を目指します。(優)

■オフィスを神田須田町に移転して、2カ月が経過しました。この辺りは東京大空襲の戦火を免れたエリアで100年以上続く老舗が多く、朝、淡路町の駅を出てオフィスを目指して歩き出すと、ほのかにお出汁の香りがし、路地では自転車に乗った割烹着姿の料理人さんの姿を見かけるなど、下町ならではの風情が感じられます。すぐ近くにある老舗蕎麦屋はしょっちゅう行列ができているのですが、見ると外国人観光客らしき方がいつも何組か並んでいます。GoogleマップやSNSでの評価を参考にお店を選ぶことが一般的になりましたが、その結果、観光地でもない知る人ぞ知る名店も、外国人観光客も知るお店になったのだと実感します。5月8日から新型コロナの分類が感染症法上の5類に分類され、今後ますます外国人観光客が増えると予想されています。外国人観光客の方の飲食店に対する高評価が拡散され、この3年間苦労の多かった同業界に活気が戻ることを期待しています。(郁)

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