M&A専門誌マール 2025年2月号 364号(2025/01/20発売)

特集: オリックス「事業投資本部」が手掛けるM&A戦略の全体像

オリックスにおけるM&Aの中核部署「事業投資本部」は70名の投資プロフェッショナルで構成されており、オリックスの自己資金を活用し多様な投資案件を実行している。投資方針の特徴としては、投資期間に制約をもうけず、企業価値で100億円以上の案件を中心に、柔軟に投資を行っている点が挙げられる。
過去には化粧品・健康食品大手のDHCの事業承継、東芝のTOBの際の投融資といった大型案件にも関与した。事業承継案件やカーブアウトのほか、業種を問わず魅力的な案件に積極的に取り組む業種無差別の姿勢も重視している。
投資後の支援の手法としては、オリックス独自のハンズオン型アプローチを採用しているのが大きな特徴だ。投資先企業にはオリックスの社員が常駐し、オリックスグループ全体の営業リソースも活用して経営支援を行っている。
2005年以降、約20年にわたりM&Aに関与し、現在、常務執行役・事業投資本部長を務める三宅誠一氏に、オリックスの事業投資本部におけるM&Aの実施方針の特色等を聞いた。

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