[データを読む]

2022年8月号 334号

(2022/07/04)

「ベンチャー企業のM&Aによるエグジット動向(2)」 年間100件ペース。IPO件数超えも

  • A,B,EXコース
 日本のベンチャー企業が大企業などに経営権や事業権を譲渡する、いわゆるM&Aによるエグジット案件(形態:買収、事業譲渡)が増えてきた。2021年は96件と、2020年の66件から45.5%増加し、これまでの最多を記録した。今年も6月までで48件と、前年同期を9.0%上回る。2017年に事業会社によるベンチャー投資が活発化して5年余り。案件数は3000件以上積み上がっている。足元では、米国の利上げやウクライナ危機などを背景に資金調達環境が悪化し、IPOは停滞気味だ。今後M&Aによるエグジットを選択する企業が増加し、年間でIPO件数を超える可能性は高い。


2022年1-6月の動き

 1-6月期48件のマーケット別内訳は

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、EXコース会員限定です

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

関連記事

バックナンバー

おすすめ記事

スキルアップ講座 M&A用語 マールオンライン コンテンツ一覧 MARR Online 活用ガイド

アクセスランキング