[M&Aトピックス]

(2022/07/04)

1-6月期のM&A件数は2203件で同期間最多更新。金額は26.6%減

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 2022年1-6月期の日本企業のM&A件数は2203件と、2021年1-6月期の2136件から67件、3.1%の増加となりました。1-6月期では、2021年に続き最多を更新しました。

 マーケット別内訳は、IN-IN1733件、IN-OUT298件、OUT-IN172件で、IN-INとOUT-INは前年同期をそれぞれ4.5%、11.7%上回り、同期間の最多を更新しました。他方、IN-OUTは7.7%減少しました。

 2022年1-6月期の金額は6兆2417億円と、前年同期の8兆5016億円から26.6%減少しました。マーケット別内訳はIN-IN1兆9793億円、IN-OUT2兆103億円、OUT-IN2兆2521億円で、IN-INは7.7%増加、IN-OUT、OUT-INはそれぞれ51.6%、10.3%減少しました。金額トップはOUT-IN案件で、米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による日立製作所の子会社の日立物流の買収で約6712億円。これによりITを軸に進めてきた日立のグループ再編がほぼ完了することになります。金額上位15の案件をマーケット別内訳は、IN-IN4件、IN-OUT5件、OUT-IN6件でした。

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