[M&Aトピックス]

(2024/04/25)

ゴールドマン・サックス証券の新社長に居松秀浩氏が就任へ

 ゴールドマン・サックスは4月25日、2024年6月3日付で、ゴールドマン・サックス証券の代表取締役社長に居松秀浩氏が就任すると発表した。居松新社長は米本社の経営委員会のメンバーにも加わる。

 居松氏は現在、ゴールドマン・サックスの香港オフィスでグローバル金利トレーディング共同統括兼アジア太平洋地域の債券為替コモディティ業務の共同統括を務めている。ゴールドマン・サックス証券社長就任後も同役職を兼務し、東京にて勤務する。

 ゴールドマン・サックスの会長兼CEOのデービッド・ソロモン氏は、「居松氏は20年以上にわたり、ゴールドマン・サックスで様々な主要業務を統括してきた。ビジネスや日本のお客様についても深く理解しており、社長という新たな職務でもその知識とリーダーシップを十分に発揮してくれることを期待している」とのコメントを発表した。

 ゴールドマンは米国外では2番目、アジアでは初となる海外オフィスとして、1974年に東京駐在員事務所を開設している。多様化する顧客の金融ニーズに応えるべく業務の拡充を図る、としている。

■居松 秀浩(いまつ・ひでひろ)
滋賀県出身。1971年5月11日生まれ。1996年京都大学大学院工学研究科数理工学専攻 修士課程修了。同年、ゴールドマン・サックス証券会社東京支店(現在のゴールドマン・サックス証券)に入社して以来、一貫してマクロ・トレーディング業務に携わる。2005年マネージング・ディレクター就任、2008年パートナー就任。2019年よりグローバル金利トレーディング共同統括兼アジア太平洋債券為替コモディティ・グループ共同統括。

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