[データを読む]
2013年6月号 224号
(2013/05/15)
「株式交換」を活用したM&Aは1-4月期10件と、前年同期の4件から2.5倍の増加となった。うち、流通企業の活用が5割を占める。1999年10月の株式交換・移転制度導入当初は、新興市場上場企業が積極的に活用していたが、近年は東証1部などの大企業に広がり、流通業界では食品スーパーやアパレル企業などがブランドや地域性などの独自性を維持しつつ、統合効果を求める手段として有効活用している。国内再編機運の高まりとともに、「アベノミクス」効果による株式市場の回復も相まって、同制度の活用が他業界にも広がりそうだ。
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[M&A戦略と法務]
[Webマール]
[マールレポート ~企業ケーススタディ~]