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2017年5月号 271号
(2017/04/17)
医療サービス業界のM&Aは2016年1年間で67件と、2015年の53件を14件、26.4%上回った。67件の買い手(当事者1)の内訳は医療サービス会社21件、その他の業種の会社(ファンド含む)46件で、異業種が約7割を占めた。富士フイルムが動物の検体検査受託サービス国内最大手を買収し、同事業に参入したほか、小僧寿しが介護・福祉事業運営、支援会社を買収し、「宅配事業」「高齢者・介護関連事業」へ本格参入した。今年も3月末までで16件と引き続き好調だ。高齢化の進展、医療関連技術の発展などを背景に、成長事業強化に向けた異業種参入の動きがますます活発化しそうだ。
2017年1-3月の動き
1-3月期16件のマーケット別内訳はIN-IN10件、IN-OUT4件、OUT-IN2件。16件の買い手(当事者1)の内訳は、医療サービス会社が6件、その他の業種の会社(ファンド含む)が10件だった。
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