[GLOBAL M&A]
2018年12月号 290号
(2018/11/15)
英海洋掘削請負会社エンスコ、同国同業ローワン・カンパニーズと合併(GBR/GBR)
英国の海洋掘削請負会社エンスコは、同国同業で米国を拠点とするローワン・カンパニーズと合併する。株式を対価とし、金額は約23億8000万㌦(約2720億円)。合併後の企業価値は120億㌦(約1兆3700億円)となり、エンスコの株主が株式60.5%、ローワンの株主が残りの39.5%を保有することになる。これにより世界の主要な海底ガス・油田のほぼ全てをカバーし、業界最多となる82基の海洋掘削装置(リグ)を保有する海洋掘削請負会社が誕生する。合併後は事業地域や顧客ベースの拡大・補完を図るほか、年間1億5000万㌦のコスト削減効果を見込む。
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