ジーニーの創業は2010年。独自のマーケティングテクノロジーを強みに、広告プラットフォーム事業、マーケティングSaaS(Software as a Service)事業を展開。創業当初から手掛けてきた主力事業である広告掲載メディア向けの広告枠販売や広告収益最大化を支援する配信プラットフォーム「GENIEE SSP(Supply Side Platform)」は、創業6年で国内市場シェア1位を達成した。また、創業3年目という早い時期から海外市場に進出しており、東南アジアに拠点を構えている。
同社はM&Aにも積極的で、2018年6月にSFA(Sales Force Automation)/CRM(Customer Relationship Management)システムを提供する「ちきゅう」をグループ化したほか、同年11月にチャットツールを提供する「チャモ」、2020年にサイト内検索エンジンを提供する「ビジネスサーチテクノロジ」、2021年に顧客獲得・管理チャットボットを開発・提供する「REACT」、2022年2月に効果計測・レポート機能を提供する「CATS」、2022年7月にランディングページ表示高速化の「Hypersonic」を買収してきた。