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(2014/06/18)

ベトナムの人材育成は日本の国家100年の計

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 ハノイで国家大学の某教授と会食していた際に、その教授がベトナム人を評して面白い表現をしていた。それは「ベトナム人はジャガイモのようなもので袋に入れなければ国民はバラバラに転げていってしまう。その袋となるものが共産党政権」という考え方だ。

 しかし強大すぎる北の隣国からの最近の強い刺激によってベトナム国民の気持ちが今は一つになり始めている。もうジャガイモではない。さながら隣国の最近の行動はまるでベトナム人の心に膠の役割をしているようなものだ。
 ハノイで国家大学の某教授と会食していた際に、その教授がベトナム人を評して面白い表現をしていた。それは「ベトナム人はジャガイモのようなもので袋に入れなければ国民はバラバラに転げていってしまう。その袋となるものが共産党政権」という考え方だ。

 しかし強大すぎる北の隣国からの最近の強い刺激によってベトナム国民の気持ちが今は一つになり始めている。もうジャガイモではない。さながら隣国の最近の行動はまるでベトナム人の心に膠の役割をしているようなものだ。

 この隣国の行動は一時的なものではなく、九段線を確定させるという永続的で大きな国家戦略の一つとして取られているものなので、おそらく今後も終息することはないだろう。

 したがって、未だ同盟国のないベトナムはこれを奇禍として力強い経済成長により国力を増大させていかなければならない。そうでなくては国としての存続は危うくなる。




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