[寄稿]

2012年7月号 213号

(2012/06/15)

会社法見直しの論点 第7回 会社法と金商法の交錯について(1)

松井 秀征(立教大学法学部・法務研究科 教授)
  • A,B,EXコース

法制審議会会社法制部会から公表された中間試案は、パブリック・コメントの手続を終えて、現在、第三読会に入っている。この中間試案における提案内容には、会社法の規律と金商法の規制とが相互に関連づけられている部分がいくつかみられる。そのような提案の一つが、社外取締役の選任の義務付けの対象となる会社の範囲を金商法上の有価証券報告書提出会社とする、というものである。今回の連載では、このような関連付けの意味を考えてみることとしたい。

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