[特集インタビュー]

2012年8月号 214号

(2012/07/15)

PEファンドはこのように企業価値評価をおこなっている

大畑 康壽 (ウエストホールディングス 代表取締役社長/元みずほキャピタルパートナーズ 社長)
  • A,B,EXコース

事業計画書の評価が腕の見せ所

--PEファンドファンドが、投資対象の企業価値評価を行う時にはどのような手法を使いますか。
「PEファンドが企業価値を評価する場合、一般的にはまず対象会社の収益力を調べます。PEファンドの現場では、最初にEBITDA(利払前税引前償却前利益)マルチプル(倍率)法を使い、おおよその企業価値を算定して、次にDCF(ディスカウンテッド・キャッシュフロー)法を使います。これによって、まず簡単に短時間で価値評価を行います。EBITDAでは上場企業等のEBITDAマルチプルを参考に企業の成長性に着目し調整することになりますが、EBITDAマルチプル法を使う時に問題となるのが、いつ時点のEBITDAの数字を使うのかという点と倍率をいくつにするかという点です。

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