1. 2018年5月は「北陸・中部」、「九州・沖縄」などで前年同月比増加
47都道府県に本社を置く日本企業が2018年5月に実施(発表)したM&A件数を全国6ブロック別(地方別)にまとめ、それぞれ買い手(当事者1)、売り手(当事者2)別に集計し、前年同月と比較してみると、全体では、買い手が269件、売り手が235件でそれぞれ25.1%、28.4%増加した。ブロック別では、「関東・甲信越」以外で、「北陸・中部」、「九州・沖縄」が買い手・売り手ともに件数を伸ばしているほか、「北海道・東北」で買い手が増加した。業種は、「北海道・東北」は買い手で運輸業や投資ファンド、「北陸・中部」は買い手で輸送用機器、売り手でITサービス会社、「九州・沖縄」は買い手で外食や投資ファンド、売り手で建設業が目立った。
1-5月の累計を前年同期と比較してみると、