次号予告
2023年5月号
特集:ベンチャーM&Aのバリュエーション、PMI、契約交渉実務のポイント
2023年4月11日 | | マールオンライン上のリリース |
2023年4月17日 | | 発売予定 |
※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。
編集後記
■以前に、「
マーケットを読む」のコーナーで、次世代移動手段として注目される空飛ぶクルマについて書いたことがあります。2025年の大阪・関西万博での実用化が目指されており、2月21日には、ANAホールディングスなど4グループの運行業者が選定されました。使用される機種は、米ジョビー・アビエーション、ドイツのボロコプター、英国バーティカル・エアロスペースといった海外メーカーのほか、日本のメーカーでは、2018年7月に設立されたスタートアップ企業のスカイドライブが選ばれています。同事業では、技術力の高さは当然ですが、最終的には資金力が勝敗を左右する大きな要素となります。スカイドライブは、2022年にシリーズCラウンドで第三者割当増資等により96億円の資金調達を行うなど資金力も高まりつつありますが、海外メーカーに比べると、さらなる資金力の向上が求められます。この万博を契機に、より大きな飛躍となることを期待します。(謙)
■先日、見送りのため羽田空港第3ターミナルへ足を運び、搭乗手続きを手伝いました。自動チェックイン機を使った航空券の発券手続きを終えてトランクの預け入れに進むと、驚いたことに、以前はカウンターでスタッフが行っていた荷物の預け入れまでデジタル画面を通じて自分で行うことになっていました。全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)といった大手航空会社は非接触・非対面のサービス提供をはじめ、空港DXに取り組んでおり、そのうちの一つだったようです。通りかかった航空会社スタッフに教えてもらい、手続きを済ませることができましたが、予想外のことだったため戸惑いが大きかったです。便利で省人化・時間短縮などにつながるため、様々なサービスでDX化が掲げられています。飲食店等での注文や予約、電子申請とデジタルな手続きを要求されることがジワジワと増えてきており、家族にやり方を聞かれて四苦八苦して対応することもあります。取り残されないようにするので精一杯ですが、適応して楽しめる余裕を持ちたいものです。(澄)