[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2007年9月号 155号

(2007/08/15)

老舗食品メーカーのグループ化でブランドと品質を守るジャパン・フード&リカー・アライアンスの連邦経営

小林武司・ジャパン・フード&リカー・アライアンス社長
  • A,B,EXコース

少子高齢化を背景とした消費減、食品業界再編の中で老舗ブランドの生き残り策とは―― 

社章に込めた思い

「当社の社章ですが、『JFLA』のロゴが波を打ったように見えるでしょう。あれは実は屏風を模しているんです。われわれはあくまでも屏風、その前の舞台で演じるのはグループのメーカーさんだという思いを込めました」

こう語るのは、ジャパン・フード&リカー・アライアンス(JFLA)の小林武司社長。JFLAは二〇〇六年二月に持株会社体制に移行、マルキン忠勇、盛田などの食品会社一八社を傘下に持つ純粋持株会社である。大阪証券取引所第二部に上場、〇七年三月期連結売上高二九二億六三〇〇万円、従業員七二二人という規模は、食品グループとしては決して大きなものではないが、そのグループ構築の戦略が注目されている。

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