カーライル・ジャパンのシニア・アドバイザーに、今井尚哉氏が就任した。今井氏は、新たな投資機会の発掘や評価を行うほか、投資プロセスを通して事業・運営・業界における専門知識を提供する等、カーライル・ジャパンの投資活動に関する助言を行うとともに、既存の投資先企業の事業運営や価値創造の取り組みに関しても助言を行う予定。
カーライル・グループは、グローバルに展開する投資会社で、2020年12月末時点の運用資産は総額で 2,460 億米ドル。現在世界5大陸の29拠点に 1,800 名以上の社員を擁している。グローバルに展開する投資会社の中で唯一、日本に特化した円建てのバイアウト・ファンドを運用しており、これまでに日本国内で 27件の投資を実行している。
カーライル・ジャパンは、日本における中核産業分野の投資先を支援する、シニア・アドバイザーとオペレーティング・エグゼクティブのチームを擁しており、今回の今井氏の就任により、同チームは 9 名体制となる。
今井氏は、約30年に亘り経済産業省(旧通商産業省)で経済、貿易、産業、資源エネルギー政策を中心に様々な役職を歴任してきた。その後は、安倍内閣において内閣総理大臣秘書官および内閣総理大臣補佐官を務めた。