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2015年12月号 254号

(2015/11/17)

「日本企業によるASEAN諸国へのM&A(IN-OUT)動向」自由貿易圏拡大を背景に連携加速へ

  • A,B,EXコース

  日本企業によるASEAN諸国へのM&A(IN-OUT)は1-10月期98件と、過去最高を記録した前年の同期を5.3%上回った。対アジア全体の6割超を占める。金額は4923億円と既に前年1年間を超えている。現在進んでいるASEANに関連する地域経済連携の動きには、このほど大筋合意した環太平洋経済連携協定(TPP)のほかに、ASEAN経済共同体(AEC)の発足、ASEANに日本、中国など6カ国を加えた東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などがある。自由貿易圏の拡大を背景に、M&Aによる日本企業とASEAN企業の連携強化の動きがますます加速しそうだ。

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