[M&Aの現場から]
2017年7月号 273号
(2017/06/15)
マクサス・コーポレートアドバイザリーは、2013年4月森山保氏によって設立された、M&Aのアドバイザリー会社。
森山氏は、東京大学経済学部を卒業。大学在学中(94年)に公認会計士試験二次試験に合格し、太田昭和監査法人(現、新日本有限責任監査法人)国際部に入所。提携先のErnst & Young LLP ニューヨーク事務所の勤務を経て、01年にスターンスチュワートに入社し、EVA導入等の財務コンサルティング業務に従事。02年野村企業情報(現、野村證券企業情報部)に入社し、M&A及び企業再生業務に携わる。07年創業メンバーとしてフロンティア・マネジメントに参画し、FA部門を統括。その後、13年マクサス・コーポレートアドバイザリーを設立した。同社は、創業4年でトムソン・ロイター及びブルームバーグが公表する2016年の国内M&Aリーグテーブル(案件数ベース)において、それぞれ12位及び9位にランクインするなど、存在感を高めている。
「当社の特徴は、数億円台後半~数十億円程度の中規模M&A案件に特化しているところにあります。M&A案件は規模が大きくなるほど企業財務や法律、会計、税務といった専門性を持ったアドバイザーのニーズが高まります。一方で小規模案件については、仲介・マッチングを行うアドバイザーが多く、マッチング能力は高いかもしれませんが、専門性が不足しているケースが少なくありません。中規模案件では、専門性と機動性の双方が求められます。
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