[M&A用語]
クリーピング・アクイジション
英語 ：Creeping Acquisition
クリーピング・アクイジション（Creeping Acquisition、忍び寄る買収）とは、アクティビスト等が、公開買付け（TOB）を実施せずに市場内での株式の買い集めによって、会社に対する影響力を確立し、事実上の支配力を持つという行為をいう。クリーピング・コントロール（Creeping Control）ともいう。
クリーピング・アクイジションは、対象会社の他の株主に適切な情報や判断する機会を与えないなどの問題が指摘されている。
クリーピング・アクイジションは、対象会社の他の株主に適切な情報や判断する機会を与えないなどの問題が指摘されている。
参考文献
(1) 田中亘「防衛策と買収法制の将来〔上〕－東京機械製作所事件の法的検討－」商事法務2286号（2022） 4-16頁
(2) 田中亘「防衛策と買収法制の将来〔下〕－東京機械製作所事件の法的検討－」商事法務2287号（2022） 32-45頁
(3) 「[座談会] 株主アクティビズムと2023年6月の株主総会の振り返り」 MARR 通巻347号（2023年9月号）
用語カテゴリー：
更新日：2023年08月03日
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