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[マールインタビュー]

2016年4月号 258号

(2016/03/15)

No.185 国際商事法務の「軍師」として経営者の信頼を得る

 長谷川 俊明(長谷川俊明法律事務所 弁護士)

長谷川 俊明

目次

[1]グローバルM&Aの紛争解決で注目される国際仲介

スズキ対フォルクスワーゲン


-- 先生は日本商事仲裁協会理事を務めるなど国際仲裁にも精通されています。国際仲裁の現状についてお話していただけますか。

「2015年は日本で国際仲裁が注目される年になりました。スズキが独フォルクスワーゲンを相手に国際商業会議所(本部:パリ)国際仲裁裁判所に申し立てていた仲裁に対し仲裁判断が示されたのです。スズキは、フォルクスワーゲンから環境技術などの支援を最大の目的に資本提携を合意したのに、期待した支援が得られなかったことを契約違反だと主張していました。ロンドンにつくられた仲裁廷は、スズキの主張通り資本提携の解消を認めました。両社はこの仲裁判断に従い、資本提携を解消しています」

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