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[特集・特別インタビュー]

2019年3月号 293号

(2019/02/15)

【じげん】創業来11期連続増収増益を実現した「成長戦略とPMI」

寺田 修輔(じげん 取締役執行役員CFO)
寺田 修輔(てらだ・しゅうすけ)

寺田 修輔(てらだ・しゅうすけ)

東京大学経済学部卒業後、2009年シティグループ証券入社。不動産、REIT、住宅、建設、住宅設備業界の株式調査業務、財務アドバイザリー業務に従事し、14年より不動産チームヘッド。16年、経営戦略部部長としてじげん入社。現在は取締役執行役員CFOとして経営戦略部、経営管理部、情報システム室を管掌。2016 Thomson Reuters Analyst Awards Japan 1位(家庭用耐久財収益部門)。Chartered Financial Analyst(CFA協会認定証券アナリスト)。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。

 「じげん」は2006年の創業以来、11期連続増収増益という成長を続けている。2018年3月期の売上収益は102億円、営業利益は33億円と前年比の伸び率は30%超、6月末には東証マザーズから東証一部に市場を変更した。19年3月期も売上収益133億円(対前年比30%増)、営業利益40億円(同23%増)を見込む高収益企業である。
 じげんグループは、「生活機会(より良く生きるための選択肢)の最大化」をミッションに、ライフイベント領域(求人・住まい・車・旅行など)で、約30のサービス群を提供するライフメディアプラットフォーム事業を運営している。「P on P(Platform on Platform)」というユニークなビジネスモデルで、複数のインターネットメディア・リアルメディアの情報を統合し、一括して検索・応募・問い合わせを行うことができるEXサイトや、特定の業種や地域の企業の情報をバーティカルに集約した特化型メディア及び提携先のメディアや企業へのソリューション提供といった、複数のビジネスモデルを展開しているのが特徴だ。
 例えば、転職したいと考えている個人は、特定の転職サイトが好きだからそれを利用しているわけではなく、求人企業の情報が欲しいからサイトを使っている。求人サイトからすると、自社のブランディングだけですべてのユーザーを囲い込むのは難しい。ユーザーの立場から見ると、1つの求人媒体では情報量に満足していないかもしれない。そこで、これらの求人情報を統合しようというのが『プラットフォーム・オン・プラットフォーム』の戦略だ。同社の『アルバイトEX』には『an』や『マイナビバイト』など、複数の求人媒体の情報が掲載されている。『アルバイトEX』から求人に対する応募が発生すると、その応募ごとに『an』や『マイナビバイト』などから報酬をもらう仕組みである。
 同社の急成長を実現させたのは、ユニークなビジネスモデルと12社に及ぶ積極的なM&A戦略だった。そこで、じげんの成長戦略と、それを実現したM&A、PMIのポイントについて寺田修輔 取締役執行役員CFOに語ってもらった。
<目次>
Ⅰ:じげんのライフメディアプラットフォームとしての成長戦略
3つの方向性
Ⅱ:成長戦略におけるM&Aの活用
案件のソーシング
Ⅲ:じげんのM&A部隊とPMI
ビジネスDD、PMIは同じ社員が担当
M&A先の経営陣をどう扱うか
ビジネスDDの段階で『100日プラン』を含めてPMIのプランを作成
『2-6-2の法則』とは?
企業文化とグループマネジメント
Ⅳ:東証1部への市場変更と今後の事業家集団
プラットフォームとしての規模拡大を目指す

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