公共投資の削減と談合監視強化の中、バブル崩壊後の長い経営改革の道のりの途上で、昨今の金融情勢と経済環境は否応なく業界再編のスピードアップを迫る。2008年度上期の建設会社の倒産件数は前年同期比15.6%増、負債総額で6割増となっており、中規模以上の建設会社の倒産は昨年比3倍以上となった。業界の抱える課題と今後取るべき戦略をM& Aの視点から考察した。