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[寄稿・寄稿フォーラム]

2011年7月号 201号

(2011/06/15)

非上場化のMBOの動向と適正プロセスについて

レコフ ヴァイス プレジデント 小笠原 圭

非上場化のMBO(以下、単に「MBO」という)の件数は2008年をピークに漸減傾向にあったが、2011年に入ってからは1月から3月に立て続けに7件のMBOが公表されるなど、過去の実績を上回るペースとなっている。2006年のレックス・ホールディングスの事例での公正価格に関する議論、2007年のテーオーシーのMBOに対するダヴィンチ・アドバイザーズの敵対的TOB、2008年のMBO指針の公表ならびにシャルレのMBOの失敗などを経て、MBOにおける経営陣による買収価格やプロセスの透明性・公正性を担保するための措置については慎重な検討が行われるようになった。昨今のMBO実施の背景、株主から見たMBO価格の適正性、デュー・プロセスの遵守状況について整理する。

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