【SHIFTグループとは】 SHIFTグループは2005年9月、丹下大氏により設立された。ソフトウェアの「品質保証」を起点に、顧客の“売れるサービス作り”全体をサポートしている。2014年東京証券取引所マザーズ市場に上場、その後、2019年に第一部への上場市場変更を行い、2022年4月にはプライム市場へ移行した。
直近まで13期連続で売上高約150%成長を続け、グループ会社も平均で132%成長(2022年度<以下FY>実績)という急成長企業グループだ。
そのSHIFTの成長戦略の中でM&Aは重要な柱の1つ。
これまで21件のM&A(5件の資本業務提携を除く)を行い、時価総額は上場時から30倍以上の5000億円超(2022年12月時点)の規模に拡大している。
M&A/
PMIのプロセスの“型化”という同社独自の手法を用いた圧倒的な
クロージング実績と、グループ会社の成長を両立させる戦略について聞いた。
- <目次>
- SHIFTが目指す世界観
- SHIFT流M&AとPMI
- 「遠心力」と「求心力」
- M&A、PMIの一体推進体制の構築
- SHIFT流M&Aの特徴
- ①ソーシング力
- ②意思決定の速さを実現する「組織体制」と「エグゼキューション」の“型化”
- ③10個のKPIを策定し、検討
- M&Aアドバイザー限定のセミナーを実施
- M&Aのターゲット領域
- 海外企業のM&A
- SHIFT流PMIの特徴
- グループ会社の成長事例
- 全グループ会社の平均で132%の成長を達成
- M&Aを成功に導くポイント――コンスタントにM&Aを実施