[特別インタビュー]

2023年2月号 340号

(2023/01/13)

急成長企業グループ「SHIFT」のM&A成長戦略を公開

~M&A/PMIのプロセスを“型化”し、圧倒的なクロージング実績とグループ会社の成長を両立させる戦略とは

丹下 大(SHIFT 代表取締役社長)
小島 秀毅(SHIFT グループ経営推進部 部長、SHIFTグロース・キャピタル 取締役)
  • A,B,EXコース
丹下大・SHIFT 代表取締役社長(右)と小島秀毅・SHIFT グループ経営推進部 部長兼SHIFTグロース・キャピタル取締役

丹下大・SHIFT 代表取締役社長(右)と小島秀毅・SHIFT グループ経営推進部 部長兼SHIFTグロース・キャピタル 取締役

【SHIFTグループとは】

 SHIFTグループは2005年9月、丹下大氏により設立された。ソフトウェアの「品質保証」を起点に、顧客の“売れるサービス作り”全体をサポートしている。2014年東京証券取引所マザーズ市場に上場、その後、2019年に第一部への上場市場変更を行い、2022年4月にはプライム市場へ移行した。

売上高13期連続1.5倍成長

 直近まで13期連続で売上高約150%成長を続け、グループ会社も平均で132%成長(2022年度<以下FY>実績)という急成長企業グループだ。

 そのSHIFTの成長戦略の中でM&Aは重要な柱の1つ。

累計21件のM&A

 これまで21件のM&A(5件の資本業務提携を除く)を行い、時価総額は上場時から30倍以上の5000億円超(2022年12月時点)の規模に拡大している。

3つのポイント

 M&A/PMIのプロセスの“型化”という同社独自の手法を用いた圧倒的なクロージング実績と、グループ会社の成長を両立させる戦略について聞いた。
<目次>
  1. SHIFTが目指す世界観
  2. SHIFT流M&AとPMI
    • 「遠心力」と「求心力」
    • M&A、PMIの一体推進体制の構築
    • SHIFT流M&Aの特徴
    • ①ソーシング力
    • ②意思決定の速さを実現する「組織体制」と「エグゼキューション」の“型化”
    • ③10個のKPIを策定し、検討
    • M&Aアドバイザー限定のセミナーを実施
    • M&Aのターゲット領域
    • 海外企業のM&A
    • SHIFT流PMIの特徴
  3. グループ会社の成長事例
    • 全グループ会社の平均で132%の成長を達成
    • M&Aを成功に導くポイント――コンスタントにM&Aを実施



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