[セミナー・イベント]
(2023/01/04)
2023/2/7(火)15:30-17:00
1.目的・狙い
新型コロナウイルス流行拡大から2年以上経過する中、ウクライナ問題等の外部的要因も加わり、資金繰り施策等を通じ財務状況が悪化した企業を中心に、過剰になった債務の削減が大きな課題となっています。
このような状況下において、財務の抜本的改善を目指す私的整理による再建を図るケースが増えています。また、本セミナーの講師が申請代理人として関与し、事業再生ADR手続から簡易再生手続に移行した日本初の実例となったマレリホールディングスの事例を含め大型の私的整理案件が増加しています。同時に、2022年4月に適用開始された「中小企業の事業再生等のガイドライン」を利用した事例など、中小企業の企業再生案件も増加傾向にあります。
また、2022年11月には、暗号資産交換業大手のFTXトレーディンググループが米国連邦倒産法11章(チャプターイレブン)を申請し、同グループの日本法人の取扱いやチャプターイレブンにおけるスポンサー選定(いわゆる363セール等)・権利行使等が問題となるなど、日本国外の倒産手続に関する事案も増加しています。
本セミナーでは、日本国内における最新の企業再生実務と再生型M&A/スポンサー選定を中心に、チャプターイレブンに関する解説も盛り込みながら、企業再生・M&Aを専門とし国内外の案件で豊富な経験を有する森・濱田松本法律事務所の石田渉弁護士が、実例を踏まえた企業再生や再生型M&Aのポイントを解説します。
2.主な内容
1. 最新の企業再生実務
・直近の企業再生案件(私的整理/法的整理)の動向と特色
・企業再生に係る新制度や制度改正への動き
2. 企業再生案件におけるM&A/スポンサー選定のポイント
・私的整理/法的整理におけるM&A・スポンサー選定の流れ
・再生型M&Aの特色
(M&Aプロセスの枠組み・進め方・条件交渉・スケジュール等)
・買主・売主側それぞれの立場における留意点
・チャプターイレブンの概要とスポンサー選定
3. 対象会社の規模や状況に応じたポイント解説
・事業規模(大企業or中小規模 など)
・事業の内容(国内事業中心orグローバル事業 など)
・上場企業or非上場企業
・取引金融機関の立ち位置・反応・数
・資金繰りの状況と資金繰り施策の可能性
4. さいごに
想定される主な受講者
① 事業会社の経営企画・事業企画担当者(M&A担当者)
② 事業会社の財務・経理担当者
③ 事業会社の法務担当
④ 会社役員(社外取締役・社外監査役含む)
⑤ 投資銀行担当者
⑥ M&A仲介
⑦ PEファンド・VC
⑧ コンサルタント
⑨ 会計士・税理士
⑩ 研究者・学生
※日本の法律事務所所属の弁護士(インハウスロイヤーは除く)の方からのお申し込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。
■参考記事
【寄稿】マレリ社の事例を踏まえた企業再生の最新実務
テーマ | 買主・売主側双方における企業再生・再生型M&Aの最新実務 ~実例を踏まえたスポンサー選定・M&Aのポイントを中心に~ |
---|---|
開催日時 | 2023年2月7日(火)15時30分~17時00分 |
参加費 |
有料会員(A/B/EXコース)の方はセミナーを特別価格で受講できます。 会員登録はこちら |
定 員 | 50名(先着順) ※日本の法律事務所所属の弁護士(インハウスロイヤーは除く)の方からのお申し込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。 |
開催形式 | オンラインセミナー |
[セミナー・イベント]
2024/8/20(火)16:00-16:40
[セミナー・イベント]
<2024/9/11・9/12・9/13・9/18 開催 |4日間集中型・全7回>M&A推進力が身につく、基本的知識習得を目指した講座を開催