物流業界のM&Aは1-6月期57件と、前年同期の40件から42.5％増加し、同期間で最多を記録した。金額合計は3811億円。前年同期比2.6倍に拡大し、すでに前年1年間の1770億円を上回る。57件中、上場物流企業が売り手（当事者2）となる買収案件が4件あった。中小企業の事業承継から大企業同士の再編へと広がりを見せている。AZ-COM丸和ホールディングスがC&Fロジホールディングスに対して仕掛けた同意なき
TOBは、SGホールディングスによる対抗TOBもあり、不成立に終わったが、「2024年問題」を転機とする業界再編の波はますます高まっている。
2024年1-6月の動き
