物流業界のM&Aは1-3月期28件と、過去最多を記録した前年の同期間比で40%増加した。うち、
IN-IN(国内再編)が24件と活発だ。SBSホールディングスは、イオンが進めている次世代オンラインスーパーの物流事業を共同で稼働させ、ラストワンマイルでの顧客満足の最大化に取り組む。また、SDGs(持続可能な開発目標)達成への取り組みに加え、ドライバーの時間外労働が年間960時間に制限される「2024年問題」などを背景に中小企業の事業再編の動きも加速している。顧客ニーズはさらに高度化、多様化しており、生き残りをかけたM&Aがますます活発化しそうだ。
2022年1-3月の動き