[M&A用語]
ロング・ストップ・デイト条項
英語 :Long Stop Date
M&AにおけるLong stop date(ロング・ストップ・デイト)条項とは、
クロージングが一定の期限(Long stop date)までに実施されない場合、当該M&A契約を解除できる旨を規定する条項をいう。ただしこの場合、クロージングが行われないことについて、帰責性が認められない当事者のみに解除権が発生するように規定されることが多い(そうしないと意図的に期限切れを起こせば解除できることになるため)。
競争法(独占禁止法)のクリアランス取得やその他当局の承認取得、取引相手など第三者からの同意取得(いわゆる
change of control条項に基づく同意取得)に想定以上に時間がかかる場合がある。いつまでもクロージングが実施されないと契約当事者が不安定な立場に置かれるため、このような条項が規定される。
ドロップ・デッド・デイト(Drop dead date)条項とも呼ばれる。
更新日:2023年06月26日
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[座談会] 地政学リスクとM&A
【出席者】(五十音順)
梅津 英明(森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士)(司会・進行)
土屋 大輔(Brunswick Group LLP. 日本事業統括 パートナー)
山口 晋太郎(PwC税理士法人 国際税務/ディールズタックスグループ パートナー)
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