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2013年6月号 224号

(2013/05/15)

通販・eコマース業界のM&A動向

  • A,B,EXコース

   通販・eコマース業界のM&Aは1-4月期10件と、前年同期の12件から16.6%減少しているものの、ネット通販最大手の楽天が持ち分法適用関連会社のスタイライフをTOBにより買収し、連携強化を図るほか、NTTドコモが衣料品ネット通販のマガシークをTOBにより買収し、コマース事業の本格展開を加速させるなど、注目される動きがあった。通販市場は、ネット通販の成長を追い風に拡大傾向にある。大手ネット通販サイト各社が堅調に売上を伸ばしているほか、参入障壁の低さから新規参入も増え続けている。その一方で、カタログ通販は衣料品の販売不振などで年々減少傾向にあり、M&Aを通じて商材の拡大や入れ替えを図る企業も少なくない。これまでの動きと最近の動向をまとめてみた。

1. 1-4月の動き
マールでは、40の業種分類の「その他小売」の内訳の1つとして「無店舗販売、通信販売」を分類している。本稿では、M&Aデータのうち、「無店舗販売、通信販売」に該当するいわゆる「通販会社」が当事者となる案件に、「通販」「通信販売」のキーワードで抽出したデータを加え、「通販・eコマース業界のM&A」として集計・分析している。

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