[データを読む]

2024年2月号 352号

(2024/01/05)

「日本のPEファンドによるM&A動向(2)」 2023年、3.7兆円。官製ファンドが本格化へ

  • A,B,EXコース
 日本の(国内系)PEファンドによるM&A(IN-IN:形態:買収、事業譲渡)は2023年1-12月期120件と、2022年比11.1%減少したものの、金額は3兆6774億円と、前年の2275億円から16倍に拡大し、外資系PEファンド(OUT-IN)の8931億円を大きく上回った。産業革新投資機構(JIC)が、JSR、新光電気工業を買収するなど、官製ファンドの案件が大型化しているのが目立つ。かつては産業再生機構(2003年設立)や企業再生支援機構(2009年設立)が破たん企業の事業再生を担った。日本企業の国際競争力強化、再成長に向け、官製ファンドの動きが再び本格化しそうだ。

2023年1-12月の動き

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、EXコース会員限定です

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

関連記事

バックナンバー

おすすめ記事

アクセスランキング