コロナ禍で苦境に陥っているブライダル業界で、専業大手にコロナ後を見据えた動きが出ている。老舗のワタベウェディング(東証1部)は3月19日、私的整理の事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)を申請し受理された。4~5月に債権者会議を複数回開き、5月末の臨時株主総会を経て、6月末に名古屋市本拠の興和の傘下に入って再生を目指す。...