経済産業省・中小企業庁は、3月に公表した「中小M&Aガイドライン」をより分かりやすく解説した「中小M&Aハンドブック」を策定した。
3月に公表された「中小M&Aガイドライン」は、後継者不在の中小企業・小規模事業者を対象とするM&Aの当事者となる売り手の中小企業や、中小M&Aをサポートする各種支援機関の手引き・指針となるもので、大きく分けて、第1章「後継者不在の中小企業向けの手引き」と第2章「支援機関向けの基本事項」から構成されている。
今回策定された「中小M&Aバンドブック」は、この「中小M&A ガイドライン」のうち第1章「後継者不在の中小企業向けの手引き」の内容を、より分かりやすく解説した20ページ超の冊子となっている。
中小企業でもM&Aが可能なことや、M&Aには早期判断が重要であることを5つの事例漫画を用いて解説しているほか、M&Aの流れ、M&A専門業者に依頼する際の確認事項や手数料、売り手・買い手のニーズをオンライン上でマッチングするM&Aプラットフォームについての解説、M&Aに関する相談窓口の紹介などが掲載されている。
■経済産業省・中小企業庁
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[Webインタビュー]
松井 拓郎(経済産業省 中小企業庁 事業環境部 財務課長)