近年、マッチングプラットフォームはどの業界でも急増しているが、M&A業界でも数年前に誕生し、現在では十数のサービスがあると言われている。
大手では、2016年4月にトランビが設立され、17年11月にビジョナル・インキュベーション(旧ビズリーチ)の「ビズリーチ・サクシード」がサービスを開始、18年4月に日本M&Aセンターからバトンズが分社・独立した。
この3社は20年10月、中小企業庁が全国47都道府県に設置した「事業承継・引継ぎ支援センター」と連携する民間のプラットフォーマーとして認められた。連携に必要な要件は、譲り受け希望者が5000社以上登録されていること、累計のM&A成約件数がおおむね100件以上あること、中小M&Aガイドラインにそった運営を行っていること等々。...