[M&Aトピックス]

(2021/08/13)

事業承継・引継ぎ支援センター、M&Aの実務経験者の募集を開始

 事業承継・引継ぎ支援センターにおいて、M&A案件の成約促進や業務の効率化等を図り、事業の一層の活性化を促すため、M&A実務経験者の出向を民間企業等から受け入れる全国公募を開始した。応募期間は9月3日までとなる。

 応募資格は、M&Aに関し、フィナンシャルアドバイザーや仲介の実務経験が3年以上ある人材や金融又は税務、法務等に関する専門的な知識を有し、実務経験が3年以上ある人材を出向させることができる法人。最大6法人程度を募集し、各法人から1名の出向が想定されている。

 出向期間は、10月から2022年3月のうち3カ月~6カ月間で、土日を除く週2日以上の勤務となる。業務内容は、M&Aの相談対応、データベース等も活用したマッチング業務、同センター担当者等へのM&Aに関する実務面のアドバイス等を行う。なお、勤務地は、岩手県、新潟県、東京都多摩地区、神奈川県、福井県、大分県が挙げられている。選考方法は、書類選考、面談にて行われる。

なお、今回の取組は、中小企業庁が今年4月28日に中小M&Aを推進するため今後5年間に実施すべき官民の取組を取りまとめた「中小M&A推進計画」に基づくものとなる。

■ 中小企業庁 事業承継・引継ぎセンターにおいてM&Aの実務経験を有する人材等の全国公募を開始します

関連記事

バックナンバー

おすすめ記事

スキルアップ講座 M&A用語 マールオンライン コンテンツ一覧 MARR Online 活用ガイド

アクセスランキング