[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]
2012年5月号 211号
(2012/04/15)
総合商社による資源開発権益の確保を目的としたIN-OUTが活発に行われている。資源関連ビジネスは最近の総合商社の業績回復の牽引役でもある。一方で権益の買い手が増えてきたことによって譲受価額が上昇していると言われており、今後は投資タイミングや投資対象を事前にどう評価したかによって、商社各社の投資収益に大きな差が生じるとの見方もある。ただ、総合商社の資源関連ビジネス拡大はわが国エネルギー政策の方向性にも合致するものであり、M&Aに限らず事業展開そのものに一層の注目が集まっていくと考えられる。
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