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[地域金融機関に聞く「M&Aによる地域活性化の現場」(日本政策投資銀行)]

(2019/08/13)

【第5回】北陸銀行 コンサルティング営業部

聞き手:日本政策投資銀行 企業戦略部
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  地域金融機関に聞く「M&Aによる地域活性化の現場」。第5回では、北陸銀行を訪問し、同行コンサルティング営業部の木田弘誠(きだ こうじ)部長、瀬戸健祐(せと けんすけ)第1グループ長、折橋俊(おりはし しゅん)調査役にお話をうかがいました。

  北陸銀行は、富山県を中心に北陸地方と北海道を基盤としていますが、北前船による商取引の支援もあって明治初期~中期の1880年代に大阪・東京に進出するなど、非常に早くから広域展開を進めてきた歴史があります。

 そのような背景から、北陸地方・北海道で着実に顧客企業に貢献をするとともに、三大都市圏における事業基盤を生かしたM&A業務を進めてきました。

1.M&A業務の戦略的・組織的位置づけ

  北陸銀行の中期経営計画『ALL for the Region』(2019年4月~2022年3月)では、「グループ総合力の発揮」「地域社会発展への貢献」「未来への進化・変革」といった基本方針に基づく重点戦略の一つとして、「金融仲介機能発揮」と「法人コンサルティング強化」からなる法人戦略を掲げ、「取引先のライフステージにおけるあらゆる課題に対し、ソリューション提案を通じた総合的なコンサルティング機能を発揮する」ことを目指しています。

  このようなコンサルティング機能の拡充は北陸銀行の重要なテーマであり、中期経営計画の策定・公表に先んじて2018年6月に旧金融サービス部をコンサルティング営業部へ組織改編をして、経営コンサルティングチーム等を新設するとともに、関連部を含めた108名の体制(2017年9月末)を2020年3月末に140名へ増強することを目指すなど、質・量の両面での強化を図っています。

  そのような中で、M&AはMBO及び親族内承継と並び、地域企業を取り巻く大きな課題と捉え、取引先へ提供すべきコンサルティング機能として、高い優先度が与えられています。

「地域金融機関として、お客さまの持続性と発展性に関する課題と解決策を模索することがコンサルティング営業部の役割です。M&Aは持続性と発展性の両面でお客さまに貢献できるため、企業の成長を期待して親族内ではなくM&Aによる事業承継を積極的に選択されるお客さまも出てきていて、かつての乗っ取りやハゲタカと呼ばれた頃とは異なり、あたりまえの手法として定着してきています」(木田部長)。また、買い手企業にとっても、本業の強化や多角化といった成長戦略を進めるにあたっての重要な手法になっています。

2.M&A業務の体制・体制構築までの道程

(1)M&Aの業務体制

   北陸銀行のコンサルティング営業部は、「事業承継をテーマにM&A・プライベートバンキングの業務をする第1グループ」「事業成長をテーマに経営コンサルティング・ビジネスマッチング・事業保険の業務をする第2グループ」「金融サポートをテーマにファイナンス・確定拠出年金の業務をする第3グループ」からなる部署です。また、この3チ…

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