[M&Aの現場から]

2025年8月号 370号

(2025/07/09)

【DG Daiwa Ventures】海外有力VCと連携し、国内外でスタートアップを育成

渡辺 大和(DG Daiwa Ventures 投資部長 マネージングディレクター)
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渡辺氏

渡辺 大和氏

日本発のグローバルベンチャーキャピタル

 DG Daiwa Ventures(DGDV)は、2016年にデジタルガレージ(DG)と大和証券のJVとして設立され、国内外の大手金融機関・事業法人の出資で組成される、グローバルに投資活動を展開するベンチャーキャピタル(VC)である。

 「DGDVの使命は日本とグローバルの間に存在するさまざまなビジネス上のギャップを埋める架け橋になることです。世界を舞台にイノベーションに挑むスタートアップへの投資を通じてスタートアップエコシステムの発展を促すとともに、次代のスタートアップエコシステムの構築に率先して寄与していくことを志に掲げています」と語るのは、投資部長でマネージングディレクターの渡辺大和氏だ。

 2025年4月には100億円以上の資金を集めて3号ファンドの募集完了を発表し、これにより運用資産残高は約300億円となった。3号ファンドの投資対象は1号、2号ファンドで投資を実行したAI、フィンテック、セキュリティ、ブロックチェーン、ヘルスケア領域のスタートアップに加え、ソフトウェアやテクノロジーを通じて社会課題の解決を図るディープテックやクライメートテック領域にも拡大させていくという。


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