M&A専門誌マール 2023年11月号 349号（2023/10/16発売）
特集： イドルシア社買収、 そーせいのM&A戦略
創薬ベンチャーの老舗「そーせい」は7月20日、スイス証券取引所上場の製薬企業であるイドルシアの日本・韓国
における事業（APAC事業）を買収した。2015年のイギリスのヘプタレス買収に続き、3回目の大きな企業買収に
なる。
イドルシアの買収資金にはみずほ銀行の400億円・期間7年（無担保）の低利融資を活用。また、イドルシアへの
アプローチから取引完了までわずか2カ月弱の期間で買収を完了させた。イドルシア買収の意義は、そーせいの創
薬・製薬企業としての機能が整ったことにある。
そーせいは小規模な会社だが、ヘルスケア分野でのM&A経験が豊富なプロ人材が多数所属しており、外部のFAや
銀行に頼ることなく、社内M&A戦略を立案し、実行する体制を整えている点がユニークな点だ。今後はグローバ
ル展開を進めると同時に、将来的には世界最大のマーケットである北米への進出も目指すことになる。クリス・
カーギル社⾧はJPモルガンの投資銀行部門に8年間勤務したM&Aのプロでもある。カーギル社⾧にイドルシア買収
の狙い、そーせいのM&A戦略について聞いた。
今月のコンテンツ
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2023年9月のM&A件数は293件
～住友生命、シンガポールライフに追加出資
[マーケットを読む ～今月のM&A状況～]2023年11月号 349号
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「銀行業界のM&A 地方の動向」 横浜銀動く。広域連携の新たな動きも
[データを読む]2023年11月号 349号
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事業ポートフォリオの見直しと人的資本の関係
[視点]2023年11月号 349号
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投資銀行リンカーン・インターナショナル 米投資ファンドの売り手FAとして独自の存在感
[マールインタビュー]2023年11月号 349号
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【ロングリーチグループの担当者が語る】C-Unitedの設立でカフェブランドの拡大を図るロールアップ投資戦略
―― 「珈琲館」、「カフェ・ベローチェ」、「カフェ・ド・クリエ」で約600店舗を展開
[マールレポート ～企業ケーススタディ～]2023年11月号 349号
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第2回 Connected Healthcare –M&Aを活用したヘルスケアの循環型エコシステムの形成
[企業変革手段としてのM&Aの新潮流 Season3]2023年11月号 349号
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米国M&A実施時に押さえておきたい実務上の基本ポイント～米国独占禁止法を中心に～
[M&A戦略と法務]2023年11月号 349号
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第194回 M&Aにおける人事デューデリジェンスの重要性
[M&A戦略と会計・税務・財務]2023年11月号 349号
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第223回 百貨店業界～市場縮小の中で大型再編（2007～2008年）後の大手百貨店はどう動いてきたか（第3回）
[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]2023年11月号 349号
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【マラトンキャピタルパートナーズ】国内最高レベルのリターン実績を持つファンドマネージャーが作ったスモールキャップ・マイクロキャップの中小企業投資に特化したPEファンド
―― 一般社団法人日本プロ経営者協会との連携で後継者問題の課題解決も
[M&Aの現場から]2023年11月号 349号
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2023年9月の全国・地域別M&A状況
[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]2023年11月号 349号
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次号予告と編集後記（2023年11月号）
[編集部から]2023年11月号 349号
