12月のM&A市場では、
IN-OUTで1000億円超の大型案件が相次いだ。日立製作所がスイスの重電大手のABBから送配電事業を7140億円で買収する。日立のM&Aでは過去最大。日本郵政は、米保険大手アフラックに資本参加する。金額は2700億円。大正製薬は米医薬品メーカー傘下でOTC医薬品製造販売のUPSA SASを1823億円で買収する。
OUT-INでは、三菱商事がスイスの資源大手のグレンコアなどに豪鉱山を売却。資産の入れ替えを進める。国内(
IN-IN)では、名古屋大学と岐阜大学の統合が発表された。県境を越えた国立大学の統合は初めてとなる。
12月は370件