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[視点]

2021年4月号 318号

(2021/03/15)

「4象限マネジメント」の意義と限界

牛島 辰男(慶応義塾大学商学部 教授)
はじめに

 複数の事業に多角化した企業は1つの事業に集中する専業企業に比べ、株式市場で低く評価される傾向がある。コングロマリット(多角化)ディスカウントと呼ばれるこの現象の意味は、学術的には十分に明らかではない。だが、一般には多角化企業の経営に何らかの問題が存在していることを示すものと理解されることが多い。そうした視点からディスカウントの解消を考える時に、しばしば強調されるのが「4象限マネジメント」(的な考え方)の重要性である。そこで本稿では、このフレームワークの意義と限界について考察したい。


内部資本市場

 事業は企業の資金が投じられると共に、活動の成果として資金が生み出される場である。必要な資金に比べて自ら創出できる資金の小さな事業は、そのギャップを何らかの形で埋めることができない限り、成長が抑制される。逆に、自らが必要とするよりも多くの資金を生み出せる事業は、資金が余剰となる。企業がこれら2つのタイプの事業を持つならば、

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