[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]
2017年2月特大号 268号
（2017/01/19）
1. 2016年12月は「北海道･東北」、「北陸･中部」で前年同月比増加
47都道府県に本社を置く日本企業が2016年12月に実施（発表）したM&A件数（地方別M&A件数）を全国6ブロック別にまとめ、それぞれ買い手（当事者1）、売り手（当事者2）別に集計し、前年同月と比較してみると、「北海道・東北」で買い手が3件から4件、売り手が8件から16件に増加、「北陸･中部」で買い手が10件から12件、売り手が9件から15件に増加と、買い手、売り手ともに増加した。一方で、「関東・甲信越」で買い手が139件から154件に増加、売り手が126件から106件に減少、「近畿」で買い手が18件から30件に増加、売り手が24件から20件に減少、「九州・沖縄」で買い手が10件で同件数、売り手が8件から13件に増加、「中国・四国」で買い手が9件から5件に減少、売り手が4件で同件数だった。
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