[編集部から]

2024年1月号 351号

(2023/12/11)

次号予告と編集後記(2024年1月号)

次号予告

2024年2月号
特集:伊藤忠商事のM&A戦略――住生活カンパニーの投資事例研究
2024年1月15日 マールオンライン上のリリース 
2024年1月18日 発売
※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記

■2023年9月22日に「中小M&Aガイドライン」が改訂されました。初版策定から約3年が経過し、事業承継手法の1つとしてM&Aが認識される一方で、M&A事業者との契約内容や手数料のわかりにくさ、支援の質のばらつきなどもみられます。このため、今回の改訂版では、手数料や支援の質、重要説明事項に関する記載や依頼する際の留意点などが拡充されました。中小M&Aガイドラインは後継者不在の中小企業のM&Aに関するガイドラインではありますが、M&A事業者は、中小M&Aに限らずM&A全般においてガイドラインの趣旨に沿ったサービスの提供が求められます。また、ガイドラインにはM&Aの用語や作業フロー、各種M&A支援機関の特色などもまとめられています。このため、M&A事業者や中小企業のオーナー、経営者だけでなく、中堅企業以上のM&Aに関連する部署の方々も一度目を通しておくことをお勧めします。(謙)

■2024年の干支は辰。十二支で唯一、架空の生き物です。
実在しないわりに、日本語で「竜」と訳される存在は世界中にいます。大きく東洋の竜と西洋の竜にわけてみると、意外に対照的な違いがあるそうです。例えば東洋の竜は翼がなく雨を降らせるのに対し、西洋の竜は翼があって火を吐くことが多い。東洋では水神や権力者の象徴で、皇帝の顔を「竜顔」と呼んだりするのに対し、西洋では悪魔や戦争、疫病の象徴で、徹底的に制圧すべきもの。宗教画でも「聖ゲオルギウスの竜退治」というテーマで騎士に剣や槍で突き刺されている場面が数多くあります。しかも竜なのに騎士と同じくらいか、やや小さめに描かれ、羽の生えたオオトカゲのようでかわいそうな気すらしてしまいます。
私の中で一番印象的な騎士と竜の絵は、十数年前に見かけた、新聞の風刺画のようなタッチで描かれたものです。その絵では、騎士が剣で肉を刺し、竜が口から火を吐いてそれをこんがりと焼き上げ、外には大行列ができているステーキハウスが描かれています。剣も火も敵に対しては凶器となりますが、仲間であれば利器になる。退治するもの・されるものという常識は受け流し、どちらかが犠牲になるより共通の目的を持って共存共栄した方がいい、そんな風に見えました。各地で対立が深まる昨今ですが、2024年は周囲の人々と向き合いながらそれぞれの長所をどう生かしていくかを考えて、それを実現していく年にしたいと思います。(本)

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