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2015年2月特大号 244号
(2015/01/15)
電機業界の2014年1年間のM&A件数は193件と、2013年の182件から11件、6.0%の増加となった。193件中、「電機」が買い手となる案件は106件で前年比10.2%減少したものの、売り手となる案件が150件と13.6%増加したためだ。パナソニックを中心に事業の絞り込みの動きが広がっている。他方、金額は3323億円で、米アプライドマテリアルズと東京エレクトロンの経営統合案件が発表された前年と比べ72.2%の大幅減となっており、大型再編の動きは停滞ぎみだ。「売り」が一段落した企業が今年「買い」でどんな戦略をみせるのか、注目が集まっている。
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