[GLOBAL M&A]
2006年12月号 146号
(2006/11/15)
ブラジル資源大手リオドセ、ニッケル大手、加インコを買収
ブラジルの資源大手リオドセは、加のニッケル大手インコの株式75.66%を約150億加(約1兆6000億円)で取得し、事実上買収した。リオドセは英豪系BHPビリトンに次いで世界2位の鉱山会社となる。インコをめぐっては6月に米銅最大手フェルプス・ドッジが買収で合意していたが、加非鉄大手テック・コミンコも7月に新たな買収提案を出し、その後リオドセが8月に現金による買収を提案し、株主の支持を得た。フェルプスとテック両社は提案を取り下げている。リオドセは鉄鉱石に加え、ニッケル、銅鉱山も傘下に収め、収益拡大を目指す。
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