[視点]

2023年2月号 340号

(2023/01/13)

ESG投資、インパクト投資、サステナビリティ経営と善管注意義務

黒田 裕(長島・大野・常松法律事務所 パートナー 弁護士)
  • A,B,C,EXコース
ESG投資とサステナビリティ経営

 地政学リスクの増大や金融市場の先行きへの不透明感がある中でも、いわゆるESG投資の市場規模は底堅く推移しており、2014年以降その市場規模は急速に拡大している。それに応じて、企業側でもESG要素/サステナビリティを重要な経営課題と捉えて経営判断をすること(ここでは「サステナビリティ経営」と呼ぶこととする。)の重要性も大きくなっており、既に多くの企業はサステナビリティ経営に取り組んでいる。

 ESG投資は、投資判断に際してESG要素を組み込むことにより、投資に際してのESG要素に係るリスクを低減し、あるいは、ESG要素に係る収益機会を積極的に見出すことによって、中長期的に経済的利益を追及するものである。ESG投資と受託者責任の関係については議論が行われているものの、


■筆者プロフィール■

黒田氏黒田 裕(くろだ・ゆたか)
長島・大野・常松法律事務所 パートナー 弁護士
2000年東京大学法学部卒業。2001年弁護士登録。2007年ノースウェスタン大学ロースクール卒業(LL.M.)。2008年~2010年法務省民事局参事官室(商法・会社法担当)勤務。上場会社のコーポレートガバナンス、株主総会指導、買収防衛・アクティビスト対応に関する助言のほか、上場会社・非上場会社を問わずM&A・組織再編、クロスボーダーM&Aに関して豊富な経験を有する。著作には2022年3月「実務問答会社法」(共著)(商事法務)、2021年2月「実務解説 改正会社法<第2版>」(共著)(弘文堂)、2020年11月「論究会社法-会社判例の理論と実務」(共著)(有斐閣)等

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