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2008年12月号 170号
(2008/11/15)
10月は1割に迫る。金融危機受け、活発化の兆し
破たん関連のM&Aが10月に入って急増している。1カ月間で17件を記録し、月間総件数に占める割合は7.8%と1割に迫る勢い。このため、1-10月の累計は59件と前年同期比20%増加。すでに2007年1年間の56件を超えた。サブプライムローン問題に端を発する米金融危機などの影響を受け、国内でも不動産関連企業を中心に経営破たんに追い込まれるケースが増加している。日本では、バブル崩壊から経済回復に至る過程で、破たん処理にM&Aが威力を発揮することが認知されてきており、今後、早期再建に向けたM&Aが活発化しそうだ。(レコフデータ 吉富 優子)
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