[M&A戦略と法務]

2008年9月号 167号

(2008/08/15)

投資ビークルの法務

TMI総合法律事務所 弁護士 野間敬和/弁護士 大井哲也
  • A,B,EXコース

第一はじめに

近時の金融商品の多様化、新たな投資資金の受け皿(ビークル)の導入、資金調達の大規模化及びその手段の多様化は、M&Aにも及び、M&Aの買い手の主体は、事業会社からいわゆる投資ファンドへと変容を遂げている。投資ファンドが主導するM&Aが増加するに伴い投資ファンド主導のM&Aに特有の問題点も出現している。そこで、M&Aの買い手である投資ファンドの運営者が組成する各種の投資ビークルについて、その類型ごとに整理し、それぞれの投資ビークルの特色と投資ビークルとしての実務的適合性を論ずる。なお、本稿は、ビークルが投資対象会社の株式、新株予約権、社債等の有価証券に対して投資を行うことを前提とする。

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